世田谷発、奥さま本音トーク Vol.1
～夫のファッション事情～

Eさん ： うちの夫はブランドもデザインも素材もすごくこだわりがありすぎて、好きなものが確立していますね。でも、本人はおしゃれだと思っていなくて、周りから見ても全然おしゃれじゃないんです（笑）。

Cさん ： ファッションのことは基本的には無頓着。最低限のTPOは守る程度ですね。ここへ行くときはこれ、こういうシーンではこれというように、制服みたいにきちんと決めて、あまりそれを変えようとはせず、そのルーティンを守っています。着るものに興味がないんでしょうね。

Dさん ： うちの夫はこだわりの塊で（笑）、身長が高くて手足がとても長いから、海外のブランドしかサイズが合わず、ぴったり合ったブランドの服をずっと着ています。靴が好きで、靴磨き用のクリームもフランス製を使うこだわりようで、よくニヤニヤしながら靴を磨いています。ちょっとオタクっぽいとも思うんですけど、それはそれで彼の世界だし、きちんと手入れされた革靴は、男の美学だとでも思っているんですかね。

Cさん ： そう、男の人って靴を好きな人が多いですよね。うちも、スニーカーはよくネットで買っています。服はあまり気にしないのに、靴オタクなのかな？と思ったりします。

Aさん ： うちは、おしゃれにこだわりはあるけれど、こだわりのポイントが私にはよくわからなくって（笑）。「おしゃれに見えたくない」っていう妙なこだわりがあって、「頑張っておしゃれしています」って見られるのが嫌なんでしょうかね。

Eさん ： たとえ近所だとしても、上質なものを着てほしい。家の近くだからって、手を抜いてだらしない恰好はしてほしくないですね。あと、着るものにはこだわるほうですけど、真夏になると、いきなりTシャツ、短パンばかりになるのはちょっと（笑）。

Bさん ： 黒が基調のモノトーンな恰好が多いので、別に派手にしてほしいわけじゃないんですけど、少しは明るい色を着るとか、ちょっとは違う格好もしてほしいですね。「ネックレスでもすれば？」とアドバイスしても、絶対につけないですね。

Aさん ： 新しい服を買って着ても、20年前とあまり変わらない恰好をしているように見えるので、今の時代に合った、質のよい大人のカジュアルを着てほしいと思います。少しはトレンドも取り入れて。

Dさん ： こだわりが強いだけに、自分の決めた枠から出るファッションはしたがらないので、もっとおしゃれの冒険をしてもらいたいですね。
お店の人にすすめられて試着してせっかく冒険して買った、白の少し短め丈の高価なデニムパンツも、買って帰ったままで結局一度も履かないままですし、本当にもったいないから（笑）、冒険してほしい。